浴室の黒カビ掃除に。カビ取り剤6選

浴室の黒カビが気になるときは、まず発生した場所を確かめたいもの。ゴムパッキンやタイル目地を狙うジェルと、壁など広い面に使いやすいスプレーでは、選ぶ理由が異なります。ここでは、各商品の表示から確認できる対象箇所、剤形、使用条件をもとに6品を比較しました。落ち方や必要な放置時間は商品ごとに確認が必要です。使いたい素材と作業範囲を思い浮かべながら、候補を絞ってください。
パッキンや目地を集中的に掃除するならジェル、壁を含む範囲を見たいならスプレー型が候補です。風呂ふたや木材まで対象に挙げる商品もありますが、対応する素材は一律ではありません。購入前に使える場所を確認し、作業時は各商品の表示にある放置時間や換気などの指示を確かめましょう。
パッキン・目地を狙うジェル
ゴムパッキンとタイル目地を対象に挙げる2品。かびとりいっぱつは浴室のパッキンと目地、ピタズバッはそれらに加えて風呂ふたも表示上の対象です。掃除したい箇所が対象に含まれるかで比べられます。

かびとりいっぱつ|目地を狙うジェル
浴室の継ぎ目に沿う黒ずみを中心に掃除したい場合、かびとりいっぱつは候補になります。185g入りのジェル状カビ取り剤で、販売情報に示された対象はゴムパッキンとタイル目地です。掃除する箇所をこの二つに絞り、必要な長さや本数を見積もって選びたい人に分かりやすい構成でしょう。細い部分を中心に使いたい場合は、塗る箇所を先に決めておくと比較しやすくなります。同じジェルのピタズバッは風呂ふたも対象に挙げていますが、こちらの掲載情報で確認できるのはパッキンと目地までです。タイルそのものや浴室の壁面にも使いたいなら、対象を広く解釈せず、容器の適用範囲を照合してください。ジェル状という情報から放置時間や洗い流し方は決められません。塗布する前に使用量、換気を含む注意事項を読み、表示に沿って作業範囲を定めましょう。

ピタズバッ|風呂ふたにも使うジェル
風呂ふたの黒ずみも気になるなら、ピタズバッはゴムパッキンと目地に加え、風呂ふたを対象に挙げる点が目を引きます。200g入りの密着ジェルとして紹介されており、継ぎ目とふたの両方を掃除したい人は対象表示を確認できます。ただし、風呂ふたには材質や表面の仕上げが異なるものがあるため、自宅のふたに使えるかは現物の適用条件で判断してください。ふたの折り目など細かい部分を扱う際も、適用範囲を確かめてください。かびとりいっぱつもパッキンと目地を対象にするジェルですが、掲載情報では風呂ふたまで確認できるかが選び分ける点です。黒ずみのある場所を洗い出し、掃除したい箇所が表示に含まれるか順に照合しましょう。ジェルを置く時間や量、洗い流し方は商品名からは分かりません。作業前に容器の指示を読んでください。
スプレーの剤形で比べる
バイバイカビーはスプレー、カビキックスは泡ジェルスプレーとして販売されています。吹き付けたい範囲と、パッキンや目地を狙いたいかを考え、剤形を選ぶ組み合わせです。

バイバイカビー|壁も対象のスプレー
浴室のゴムパッキン以外にも掃除したい面があるとき、バイバイカビーは対象表示を比べる手掛かりになります。スプレー型で、販売情報には壁紙とコンクリートも挙げられています。ただし、壁紙やコンクリートという記載を、浴室のあらゆる壁材に使えるという意味には広げられません。まず実際に吹き付ける場所の素材を調べ、製品表示に照らしてください。ジェルを継ぎ目に置く作業とは異なり、スプレーでは噴射する方向や周囲にある素材も意識したいところです。面積が広い場合は、噴射回数や洗い流す範囲を事前に考えておくと作業を組み立てやすくなります。広告上の除菌に関する数値だけを、浴室での黒カビの落ち方や必要な放置時間の根拠にはしないでください。使用時は表示された噴射方法、換気、洗い流し方を確認し、対象面ごとに扱いを決めましょう。

カビキックス|泡ジェルスプレー
泡ジェルスプレーという剤形で、ゴムパッキンやタイル目地を掃除する候補がカビキックスです。450g入りで、販売情報には垂れにくさも記されています。目地を狙いながら吹き付ける形を選びたい人は、通常のスプレーとして紹介されるバイバイカビーとの剤形の違いを見比べられます。ただし、垂れにくいという説明だけで、どの向きの面でも留まり方が同じとは判断できません。泡ジェルでも使用量の指定は製品ごとに異なるため、表示を優先しましょう。浴室の壁や周辺部材に使う場合も、対象として挙げられたパッキンと目地から適用範囲を広げず、現物の表示を確認してください。販売情報には次亜塩素酸に関する記載があります。成分や併用に関する注意事項、放置時間、換気、洗い流し方を容器で確かめたうえで、掃除する箇所を決めてください。
素材と使用条件を確かめる
ジェルの対象としてシーラントを挙げる商品と、木材やヒノキ風呂への対応を掲げる商品。使用可能な素材に加え、実際の放置時間や換気の指示を表示で確認して選びます。

200mlの密着型カビ取りジェル
シーラントの黒ずみが気になるなら、対象箇所としてシーラントを明記するこのカビ取りジェルを確認できます。200ml入りで、ゴムパッキンとタイル目地も販売情報に記載されています。密着タイプという説明はありますが、塗布できる素材や姿勢、仕上がりまで一律に保証するものではありません。浴室の継ぎ目が複数の素材にまたがる場合は、掃除したい部分ごとに表示の適用範囲を確かめると選びやすくなります。とくにシーラントと周辺の面材を同じものとして扱わず、接する面への使用条件も確認してください。容器の先端形状も手元で確認し、狙った継ぎ目に塗れるか見ておきましょう。掲載情報からは放置時間や換気方法を特定できません。使う量や塗り方、洗い流し方を現物の表示で読み、作業できる時間と場所に合うか判断してください。

黒木真白|木材にも対応を掲げる一品
木材を使った浴室やヒノキ風呂のカビ取りを考える際、黒木真白は対象素材の表示を確認したい商品です。20g入りが2本の構成で、販売情報にはゴムパッキンのほか、木材とヒノキ風呂への対応が記されています。2本入りという構成は、掃除する箇所の数とあわせて検討できます。中性塩素系という説明もありますが、それだけで木材のすべての樹種や塗装面に使えるとは判断できません。掃除したい場所の材質と表面の状態を確かめ、適用範囲と注意事項を現物で照合してください。パッキンや目地を対象にするジェルとは、比較する素材の範囲が異なります。なお、掲載情報だけでは剤形や放置時間を特定できないため、塗り方を想定して選ぶのは避けたいところです。換気や洗い流し方も含め、表示の手順が自宅の浴室で実行できるか確かめましょう。
選ぶときのポイント
最初に黒カビがある場所を、ゴムパッキン、タイル目地、壁、風呂ふたなどに分けて確認します。パッキンや目地を狙うなら対象を明記したジェル、壁を含む範囲を考えるならスプレー型を比較の起点にできます。泡ジェルスプレーもあるため、剤形だけでなく対象箇所を一緒に見ましょう。木材やヒノキ風呂、シーラントに使いたい場合は、その素材が表示に含まれるかを個別に確認してください。最後に、製品ごとの放置時間、換気、洗い流し方を確かめ、作業できる条件に合うものを選びましょう。
浴室のカビ取り剤は、黒ずみのある場所と素材から候補を絞ると選びやすくなります。パッキンや目地にはジェル、壁を含む作業にはスプレー型を見比べ、風呂ふたや木材を掃除するなら対応表示を確かめてください。使う前には放置時間と換気などの指示を確認しましょう。
